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今治造船株式会社での夏季実習報告

海上輸送システム研究室 山崎剛至

平成28年9月8日から9月22日の間,香川県丸亀市の今治造船株式会社丸亀事業本部にて夏季実習に参加しました。今回の夏季実習で経験,学習したことについて簡単に報告します。図1が建造途中の船内から見えた今治造船所の景色です。

図1: 建造途中の船内からの今治造船の景色

最初にオリエンテーション等を行った後,9月12日にアーク溶接実習を行いました。横長の鉄板に直線かつ同じ幅の溶接ビードを置くことができるか,逆T字型の鉄板にすみ肉溶接を施したビードに多層溶接が綺麗にできるかというような実習内容でした。午前午後の4時間ずつの計8時間行ったため体力的に厳しい実習でしたが,充実した時間を過ごすことができました。

9月14日から16日の3日間,81,000DWTのバルクキャリア(ばら積み貨物船)の海上公試運転に同行しました。主な海上試験項目は,速力試験,操縦性能試験,係船機性能試験,主機・補機性能試験,救命設備,電源喪失試験など数多くありました。レーダーによって自船の周囲にはどのような地形をしているか,船が何隻いるか,それぞれどの方向に航行するか,またその船はどのような船かということまで把握できることに驚きました。この3日間の海上公試での実習は,実習の中で一番印象的で充実したものでした。図2に海上公試運転を行ったバルクキャリア(デッキからの景色)を示します。また,図3に船上で撮った夏季実習生メンバー全員の写真を示します。

図2: 海上公試運転を行ったバルクキャリア(デッキからの景色)

図3: 夏季実習生メンバー(二列目の右から三番目が筆者)

最後になりますが,お忙しい中,私のような学生に夏季実習のために時間を割いてくださり,そしてご丁寧にご指導いただきました今治造船株式会社の方々に感謝の意を表します。この貴重な経験を活かし,自身の今後の研究に精進していきます。