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当研究室について(研究内容のご紹介)

輸送・環境システム総合工学研究室は,人間活動とそれを支える輸送システムが相互に適応すると共に,環境と調和して持続的に発展するために,人間の様々な活動を支援するシステム関する教育・研究を行っています。

研究室の重要なキーワードは,「総合(synthesis: シンセシス)」であり,シンセシスは分析(analysis: アナライシス)の対となる言葉にあたります。アナライシスが対象物を細分化・要素化し,個々の要素の詳細を検討する手法であるのに対し,シンセシスは複数の要素を組み合わせて,新たな全体を考える手法です。つまり,複数の技術を組み合わせて新たな技術システムを提案し,その技術システムにより人間の役割を変革することを目標としています。

代表的な研究テーマとして,以下があげられます。

1. 設計・生産支援システムに関する研究

近年,計算機シミュレーション技術や最適化技術が急速に進歩しています。これに伴い,設計・生産活動における人間と技術(計算機)の役割分担は,大きく変化しています。また,情報技術を利用することにより,これまでの設計・生産活動では検討できなかった種々の検討が可能になりつつあります。計算機による設計・生産活動の支援の際には,要素技術の開発も重要ですが,それに加えて複数の要素技術を総合的に用いることも非常に重要です。そこで,種々の計算機シミュレーション技術や最適化技術を統合した情報化時代の新しい設計・生産システムに関する研究を行っています。

2. 物流と輸送機器・輸送施設の設計との統合

輸送機器は人や物資の輸送に用いられるため,輸送機器・輸送施設の設計のためには,物流を十分に考慮する必要があります。そこで,輸送ネットワークと輸送機器の性能との相互影響を考慮したネットワークおよび輸送機器の計画・設計手法について検討を行っています。

3. 輸送機器の操縦性能に関する研究

船舶を中心とした輸送機器の操縦性能を模型実験より求めたモデルでシミュレーションを行い,高精度GPSを用いた実機の計測結果と比較して,モデルの精度を向上させる研究を行っています。さらに,リアルタイム・シミュレータを用いて,様々な環境下での人間の特性を含めた操縦性能についての検討を行っています。

※ 過去の研究成果等に関する詳細情報をお知りになりたい方は,こちら(旧ホームページ)を御覧下さい。