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当研究室について(研究内容のご紹介)

今の地球は,「地域的」問題を「全地球的」問題として解決なければ生存できない時代に突入しています。高等教育研究の現場においては,国際性と学際性が強く求められています。特に,西日本を代表する総合大学である広島大学工学部においては,国際的に通用する(グリーン)エンジニアの養成は責務です。

それでは,国際的に通用するエンジニアとはどのようなエンジニアでしょうか?

この問いは,大学院国際協力研究科にある海洋開発工学研究室が常に考えている課題でもあります。現時点で,私たちが持っている答えは,持続可能な地球社会の構築に貢献できるエンジニアを養成することです。

そして,持続可能な地球社会を構築するためには,我々が今,実施しなければならないことは何なのでしょうか?

その答えは…。残念ながら,「工業を抑制し,工業製品の寿命を延ばし,農業に力を入れ食物生産を維持し,リサイクル技術と省エネ技術を駆使したエネルギー体系を確立することである」。これは多くの方が気づいている答えだと思います。工学部は体質を変えなければならない時代に突入しているのです。

環境にやさしい工学を「グリーン・エンジニアリング」と呼ぶ人がいますが,工学部第四類は,まさにグリーン・エンジニアリングを指向する教育研究集団です。地球を救うエンジニアを養成する場なのです。工学部でしっかりとした基礎知識とエンジニアとしての専門性を高め,国際的に通用するエンジニアになるために,是非,本学の大学院に進学して欲しい。海洋開発工学研究室では,このような人材に大きな期待を寄せています。

当研究室のテーマは,海洋生存圏における持続可能な開発に関する研究から地球環境保全のための国際協力に関する研究まで,広範囲に渡っています。これは,国際的に通用するグリーン・エンジニアを養成するために,学際的な研究領域に属しているからです。確かに学ぶべきことは多くあります。海洋開発工学だけではなく,気象学,水文学,生態学,河川海岸工学,海洋学,環境経済学,…。専門の垣根は無いに近いと言えるでしょう。

研究室メンバーの大半は留学生か外国人研究者であり,エジプト,ベネズエラ,インドネシア,ベトナム,イラン,韓国などから来ています。彼らは皆,驚くほど優秀です。きっと,世界レベルを実感し,かなりショックを受ける人は多いと思いますから,コミュニケーションに関する特異性には十分留意し,異文化交流や英語の能力を積極的に身に付ける必要があります。