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施設見学の様子(来訪記録): 2014年

2014年12月26日(金)

中谷造船と流体テクノの玉島様が,韓国の海運会社からお見えになった韓さんとミャンマーからの研修生を連れて,広島大学の水槽見学にお見えになりました。

平水中試験と波浪中の試験をご覧に入れました。皆さん大変熱心であり,質問攻めに合いました。

左の写真は,日本人4人,韓国人3人,ミャンマー人4人が写っています。見かけ上は,国籍の違いはほとんど無いように見えます。

2014年11月14日(金)

北海道大学と明星大学の共同研究の一環として,エアバブルによる船の抵抗低減に関する実験が,弊水槽で実施されました。

水槽試験に用いたアクリル製の透明模型船を前にした写真を示します。写真の方々は,左から,熊谷一郎(明星大学准教授; 北海道大学特任准教授),大石義彦(北海道大学助教),村井祐一(北海道大学教授),酒巻春輝(北海道大学修士2年),緒方正幸(明星大学准教授),塚原嵩博(明星大学修士1年)です。

一週間に及ぶ試験でしたが,うまくいったとのことでした。成果は近々に発表されることでしょう。乞う御期待!

2014年8月28日(木)

文部科学省高等教育局専門教育課の牛尾則文課長ならびに岡陽さまが,水槽見学にお見えになりました。8/28から広島大学で開催される「工学教育協会年次大会」においてご講演いただいたあとに,このような施設見学を企画したものです。

国立大学の保有する水槽の中では最も大きなものであること,ISO 9001を取得していること,教育・基礎研究だけでは無く,民間等にも広く活用されていること等を説明しました。短い時間での見学でしたが,興味を持っていただいたようでした。

最後に,大きなスクリュープロペラの前で,記念写真を撮りました。なお,写真右より,広島大学松ケ迫和峰理事,水槽の説明者である工学研究院田中進先生,文部科学省高等教育局専門教育課牛尾則文課長,同じく岡陽さまです。

2014年6月3日(火)

豪州タスマニア大学Australian Maritime College(AMC; 豪州海事専門学校)のPrincipal(校長)であるProf. Neil Boseが,水槽にお見えになりました。

AMCにも広大と同様な曳航水槽,またそれ以外に角水槽やキャビテーションタンネルがあるそうです。今後,私のいる専攻(輸送・環境システム専攻)と交流を深めていくことで合意しました。

2014年5月9日(金)

海上保安庁横浜海上保安部の福井勝さま,山下泰典さまが水槽にお見えになりました。

我が国でも,海難事故がゼロとはいかないようであり,海上保安部の方々も苦労されているようです。お手伝いできることがあれば協力する旨,お伝えしました。

2014年4月28日(月)

日本海洋科学の中村紳也さま,平田裕一さまが水槽にお見えになりました。

近年,船の大型化が進み,湾内のような浅水域での船の操縦性能(航行安全性)が問題となっているようです。広大の曳航水槽に仮底を敷いて浅水域を作り,そこを模型船を走らせればいろいろな試験ができることをお話ししました。興味を持っていただけたようでした。

なお,左に写っている平田くんは,広大安川研の出身です。元気に御活躍のようでした。

2014年4月21日(月)

三菱重工業本社の溝上さま,長崎研究所の黒岩さま,小段さまが水槽にお見えになりました。

EEDIにおける最低主機出力に関連した水槽試験を長崎研究所耐航性能水槽(長崎水槽)で実施することを企画したところ,打ち合わせのため,広大までお越し下さいました。

長崎水槽も大変お忙しいようですが,私どもの試験のために日にちを空けて下さることとなりました。今後とも,協力関係を保つことを確認しました。

2014年4月15日(火)

北海道大学大学院工学研究院の村井祐一先生,田坂裕司先生,大石義彦先生が水槽にお見えになりました。

御三人は元々混層流の専門家であり,気泡を用いた摩擦抵抗低減の研究をなさっておられます。従来よりも効率的に抵抗低減効果が得られる気泡注入技術の検証実験を,広大の曳航水槽で実施することとなりました。もちろん船舶への応用も可能です。

成果が出ましたら御報告します。

2014年3月13日(木)

宇部三菱セメントの大窪さま,芙蓉海運の原田さま,村上秀造船の森田さま,Braexさま,流体テクノの玉島さま,杢尾さま,久村さまが,水槽にお見えになりました。

水槽の試験技術に興味を持っていただけたようでした。

2014年3月5日(水)

2014年3月4日,5日の両日,日本船舶海洋工学会「P-34 船舶操縦性予測モデルの高度化に関する研究委員会」(委員長: 安川)が広島大学で開催されました。その機会を捉えて,委員の皆さんを水槽にお連れしました。

水槽の専門家ばかりですので,水槽自身よりも,広大保有の翼車式3次元流速計やそのトラバーサ等,計測用の周りの機器に興味がおありのようでした。

写真の真ん中に立たれているのが,北海道大学の芳村康男先生であり,「世界の芳村」と呼ばれている船舶操縦性能の大家です。広大の大先輩にも当たります。研究委員会では,芳村先生を中心に活発な討論が展開されました。大変有益な時間でした。

2014年2月14日(金)

この度,米国アイオワ大学教授Fred Stern先生が来日された機会を捉え,広大でセミナー(主催者: 土井康明教授)を開催し,その終了後にStern先生と九州大学名誉教授中武一明先生を水槽にお連れしました。

Stern先生は,船舶分野における数値流体力学(CFD)の大家であり,親日家としても良く知られています。中武先生もまた,言わずと知れた船舶流体力学の大家であり,今回,日米の大家2人を水槽にお連れして,並んで写真を撮ることができました。

記念すべき日となりました。

2014年2月10日(月)

常石造船の藤井さん,柿木さんが水槽見学にお見えになりました。

柿木さんは入社1年目だそうで,広大安川研OBの藤井さんが向学のために連れてこられました。勉強になったでしょうか。

水槽建屋の外には,前々日に降った雪が溶けずに未だ残っていました。

2014年2月6日(木)

流体テクノの玉島さま,三光工務店の山内さま,海洋計画の茶谷さま,神原造船の神原さまが,水槽にお見えになり,抵抗試験をお見せしました。

曳引車上の水槽試験モニターの前で写真を撮りました。

2014年1月31日(金)

MIJACならびにMTIの方が水槽の見学にお見えになりました。残念ながら,私(安川)は不在でしたが,学生がうまく対応してくれました。

写真は,左からMIJACの西田さま,東濱さま,MTIの菊田さま,谷川さまです。

次にどこかでお目にかかれるのを楽しみにしております。

2014年1月30日(木)

三菱重工業長崎研究所の黒岩さまと神戸造船所の山内さまが,水槽の見学にお見えになりました。

以前に,私(安川)が三菱重工業で働いていたということもあり,そのときにお世話になった方々のことで盛り上がりました。未だに一線で活躍されている方,よそに移った方など多様ですが,時の流れを感じました。

2014年1月29日(水)

MIJACの副島さま,西田さまが水槽見学にお見えになりました。

写真には,日の光を浴びて,ほのぼのとした雰囲気が現れています。水槽試験も良い調子でした。

2014年1月9日(木)

マレーシア工科大学のProf. Jaswar Kotoが広大にお見えになり,水槽にお連れしました。

Jaswar先生は,日本の大学に留学されていたこともあり,日本語がお上手です。私は,半分日本語,半分英語で話をしていました。

この水槽を使って,一緒に面白いことをやろうという話になりました。これから研究の進め方を策定していきます。