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着離桟操船支援システムの開発

大型船舶が着離桟するときは水先人が乗船し,曳船の助けを借りる必要がありますが,水先人は岸壁側にいるので,反対側の曳船は直接見ることができません。そのため,どの曳船がどこで何をしているかは記憶に頼るしかなく,大型タンカーのように多くの曳船を使用する場合,記憶間違いが元で事故が起こることもあります。

そこで,車と同じように船舶の周囲の俯瞰図を作成し,距離や速度などの数値情報も同時に表示させる装置を開発して,水先人の負担を軽減したいと考えています。