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施設見学の様子(来訪記録): 2013年

2013年12月16日(月)

マリタイムイノベーションジャパン(MIJAC: www.mijac.co.jp)の副島信さま,黄鎮川さまが水槽にお見えになりました。

そのときは,KVLCC2と呼ばれる既存の研究船の水槽試験を行っていました。

MIJACさんとは今後,連携を深めて行きたいと思っています。

2013年12月2日(月)

国土交通省中国運輸局の澤山健一局次長殿,加藤隆一海上安全環境部長殿,太田敬之船舶産業課長殿,坂本真二専門官殿が水槽見学にお見えになりました。

国内の大学の中では,最も大きな長水槽であることをご説明しました。船の性能確認試験を行うための商業水槽がどこも手一杯であることから,広大の水槽を産業界にもっと活用できないか,さらには中国地区の造船所において一層省エネを進めるための情報をもっと発信して欲しい,といった内容の話を伺いました。できる限り協力をしたい旨,返答しました。

また,新しい船のアイデアなどを聞かせていただき,我々にとって大変有益な時間となりました。

2013年11月30日(土)

11月29日・30日に開催された「Workshop on Environmental Issues of Ships and Related Technologies」に出席された三菱重工業の川淵信さまとジャパンマリンユナイテッドの斎藤裕樹さまを,水槽にお連れしました。

川淵さまには,Workshopで,空気吹き出しによる船体抵抗低減技術について御講演いただきました。

水槽では,土曜日にもかかわらず,修論研究の一環として,旋回運動試験(Circular Motion Test)を実施中であり,その様子をご覧いただきました。

2013年11月20日(水)

鹿児島市役所の船島さま,石原さま,前畑造船の田頭さま,前島さま,流体テクノの玉島さまが,水槽にお見えになりました。

ここでは,水槽曳引車上における皆さんのにこやかな写真を挙げています。たぶん良いことがあったのでしょう。

2013年11月1日(金)

本年も広島大学附属福山中学校3年生の皆さんが水槽見学にお見えになりました。目的は,大学を訪問して研究活動を間近に見ることで将来の進路を考える上での参考にしたい,とのことでした。

当日は水槽建屋内に,一般商船の模型に加え,プッシャー・バージや地面効果翼機といった珍しい模型船,更には鳥人間コンテストで使用した人力飛行機を並べて,研究開発の概要を説明しました(説明者は,佐野将昭助教です)。その後,曳航電車の乗車体験をして頂きました。大学ならではの大規模な研究設備に大変興味を抱いて頂いたようであり,写真からも,佐野先生の説明に熱心に聞き入る学生さんの様子がうかがえます。

今後,福山中学の皆さんが広大工学部に進学し,再びお会いできることを楽しみにしています。

2013年10月15日(火)

この日に開催された「プッシャーバージに関するワークショップ」で講師をお願いしたタイセイ・エンジニアリングの山口琢磨さまを水槽にお連れしました。

山口さまは,80歳を越える御高齢にもかかわらず,かくしゃくとしておられます。自ら,機械の図面を引いたり,設計計算をするからでしょうか。

「良い水槽ですね」とお褒めの言葉をいただきました。

2013年8月29日(木)

渦潮電気株式会社の沖原さま,藤井さま,米崎さまが,広島大学にお見えになり,この機会を捉えて水槽にお連れしました。

ちょうど,水槽における自動車の旋回運動試験(CMT試験)を行っており,コンピュータ制御で船に操縦運動を与え,その反力を計測する様子をご覧いただきました。

興味を持っていただけたようでした。

2013年8月12日(月)

NHKのテレビの取材を受けました。カメラの前で緊張している様子が左の写真からうかがえると思います。

取材時の映像は,中国・四国地区において放映された「海と生きる ~岐路に立つ中小造船業~」という番組(放映日時は2013年8月14日午後6:10から7:00の間)で使われました。私(安川)がテレビに写った時間はわずかでしたが,広大での水槽試験の様子は比較的長く放映されました。

今後,水槽は,船だけでなく,海洋エネルギー,海洋資源開発に関わる新たな機器開発への貢献が期待されています。海洋国日本の発展に向けて,広く社会貢献をしたいと考えています。

また,NHKの取材を受けたこの日は,備南開発株式会社のバージ船の波浪中試験を行っていました。

NHKの番組で使われた水槽試験の様子は,このバージ船のものです。番組での使用を許可いただけたことに感謝いたします。本水槽試験では,バージ船の波浪中における動揺性能と抵抗性能を把握しました。

水槽曳引車上で議論中の備南開発の上田さま,加藤さまならびに流体テクノの中尾さまを左の写真に収めました。

2013年6月25日(火)

国土交通省中国運輸局海事振興部の松本さま,川野さま,中国舶用工業会の久保田さまが,広島大学にお見えになり,この機会を捉えて水槽にお連れしました。

ちょうど,肥型船の旋回運動試験(CMT)を行っており,コンピュータ制御で船に操縦運動を与え,その反力を計測する様子をご覧頂きました。中国地区の造船所の船型開発に,広島大学船型試験水槽が貢献していることをアピールしました。

2013年5月20日(月)

セネルジャパン・エンジニアリングアンドシステムズの岩尾さまと笠井さまが,来学された機会を捉えて,水槽にお連れしました。

この会社は,FORANシステムと呼ばれる統合型造船CADを取り扱っている世界的なCAD会社です。このCADでのパッケージである「性能計算」から,EEDIに関連した水槽試験まで,いろいろと興味深い話を聞かせてもらいました。

2013年4月26日(金)

MHI下関エンジニアリングの谷様,納富様,済様が広大にお見えになり,水槽にお連れしました。

昔,「関菱さん」と読んでいた会社が,MHI下関エンジニアリングという新しい会社に生まれ変わるので,そのあいさつにとのことでした。どうもありがとうございました。

2013年4月16日(火)

広島県庁の商工労働局次世代産業課の井上様,石井様,藏田様,新田様が水槽の見学にお見えになりました。

そのときに行っていた自航試験の試験をご覧頂きました。このような水槽設備が近くにあったことに驚いたご様子でした。

画像は,曳引車の上で撮ったものです(画像が暗くてすみません)。

2013年4月8日(月)

メキシコのガナファット大学の方々が,広大の職員とともに水槽の見学にお見えになりました。

そのときに行っていた波浪中の試験をご覧頂きました。船や水槽試験のこと以外にも,船のCFD計算や波浪エネルギー発電に関する質問もあり,興味を持って水槽試験を見て頂けたようでした。

今後,広大とガナファット大学との連携が進むことを祈念しております。

2013年3月22日(金)

共同研究の打ち合わせで広島大学にお見えになった水産工学研究所の寺田さんを,曳航水槽にお連れしました。

今後,船の運動制御や性能の問題について,連携しながら研究を進めていくことを確認しました。

2013年3月14日(木)

向島ドックの小倉様,井本商運の中本様,流体テクノの玉島様が,水槽の見学にお見えになりました。

電気推進型内航船の今後等について,興味深い話を聞くことができました。

2013年2月28日(木)

沖縄県伊平屋村の副村長を始めとして,伊平屋村商工観光課,沖縄県離島海運振興,三浦造船所,下関菱重エンジニアリング,ヤンマーから多数お客さんがお見えになり,水槽設備ならびに水槽試験の様子を御覧頂きました。

大学に,このような水槽設備があることに驚いておられるようでした。伊平屋村とをつなぐ,フェリーに関心がおありのようであり,お手伝いできることがあれば協力する旨申し出ました。

2013年2月15日(金)

MTIの肥後崎さま,茅本さまが,広島大学の水槽の見学にお見えになりました。

いろいろとお話を伺う中で,船会社における省エネ運航の大事さを改めて認識しました。お手伝いできることがあれば,喜んで協力したい旨を申し出ました。

画像は,水槽の曳引電車の前(CMTの副曳引車のところ)で撮ったものです。

2013年2月8日(金)

常石造船の施さん,藤井君(彼は安川研究室の出身者です)が,MTIの石井さまとともに,広島大学の水槽の見学にお見えになりました。

水槽実験技術全般,特に計測精度について,興味をお持ちのようでした。絶えず,試験技術を高める必要のあることを痛感しました。

画像は,曳引車上で撮ったものです。