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施設見学の様子(来訪記録): 2017年

2017年11月29日(水)

11月27日・28日,広島国際会議場において,日本船舶海洋工学会講演会が開催された翌日に,東京大学佐藤徹先生(写真中央の若く見える(?)方)が,ブラジルの造船関連5大学(リオデジャネイロ連邦大,ペルナンブコ連邦大,サンパウロ大,カンピナス大,サンタカタリーナ連邦大)の先生方をお連れになり,広大にお見えになりました。

工学研究科長との面談の後,水槽と風洞をお見せしました。

ブラジルでは,海洋石油開発を積極的に行っており,何かお手伝いできることがあれば,協力したい旨お話ししました。皆さんとのいろいろな会話を通じて,楽しい時間を過ごすことができました。

2017年10月20日(金)

10月19日と20日の両日,日本船舶海洋工学会性能研究会が広島大学で開催された機会を捉えて,曳航水槽と隣接する風洞を見学いただきました。

お見えになった方々は,水槽や模型試験のプロばかりですので,特に話すことも無いのですが,むしろ見学していただいた方々から頂く種々のコメントが私どもには有益です。またお越し下さい。

写真(下記,敬称略)

左から,
箕浦(阪大),齊藤(IHI),新川(海技研),大森(JMU),片岡(新来島どっく),橋詰(FEL),
長屋(IHI),黒岩(三菱重工),安川(広大),日野(横国大),岩下(広大; 性能研究会会長),
久米(海技研),谷澤(海技研),吉田(JMU),川北(海技研)

2017年9月8日(金)~22日(金)

広島大学曳航水槽に,北海道大学と室蘭工業大学のみなさまがお見えになり,マイクロサイズエアバブルによる船の抵抗低減に関する水槽実験を実施されました。左の写真に,試験の準備の様子を示します(曳引車下の橙色の救命胴着を着たお二人にも注目!)。

2週間に及ぶ実験,毎夜遅くまでお疲れさまでした。

写真(下記,敬称略)

曳引車上: 左から,
朴炫珍(北海道大学 助教),大石義彦(室蘭工業大学 助教),
大上聖史(室蘭工業大学 B4),牛山大輝(北海道大学 M1)

曳引車下(救命胴衣着): 左から,
大沼翔(室蘭工業大学 M2),田中泰爾(北海道大学 B4)

2017年8月17日(木)・18日(金)

写真1 ポスターセッション

広島大学では,8/17・18の2日間でオープンキャンパスを実施し,今年も船舶海洋試験水槽を公開しました。

現在,工学部の改組が行われており,第四類(建設・環境系)に属する本輸送機器環境工学プログラムは,次年度より「輸送システムプログラム」として新第一類(機械・輸送・材料・エネルギー系)へと所属が変わります。このため,今年のオープンキャンパスでは,ポスターセッションを1時間,さらに全体説明をはさんで,研究室・施設の自由見学を2時間程度実施するという,新しい方式が試みられました。

左側の写真1は第1部のポスターセッションの一コマです。修士課程1年生(M1)の石川君による説明を,熱心に聞き入る様子が見られました。また,第2部の水槽公開では,
 ①  模型船展示会: 左下側の写真2,説明者はM1山本君
 ②  曳航電車乗車体験: 右下側の写真3,説明者は同石川君
 ③  操船シミュレータ体験: さらに下側の写真4,説明者は佐野
の3コーナーを設けました。いずれのコーナーにも人が途切れることなく,多くの高校生や保護者の方々に御見学頂きました。

こうした大学ならではの研究施設や機材に触れる体験を通じて,大学での研究生活へのモチベーションを高めて頂けたら幸いです。

写真2 模型船展示会

写真3 曳航電車乗車体験

写真4 操船シミュレータ体験
機材一式は,株式会社日本海洋科学殿より御提供頂きました。)

2017年8月10日(木)

海上保安庁横浜保安部の伊藤さま,丹野さま,大﨑さまが,水槽試験の立ち会いにお見えになりました。暑い最中での試験であり,試験自体についても苦労しましたが,どうにか終了しました。

水槽試験に参加した土橋技官ならびに広大の学生さんと一緒に記念撮影を行いました(写真: 大きなプロペラの前で)。

2017年7月21日(金)

愛媛県立今治工業高校の機械造船科の皆さんが,校長先生ならびに引率の先生とともに,曳航水槽の見学にお見えになりました。このような大きな水槽は見たことがないと皆さん驚いている様子でした。

曳引電車上では,私(安川)の説明にまじめに耳を傾けていました(写真1)。「水槽試験は船の性能の把握のために行うものです,今度皆さんが設計した船があれば試験をしてあげます。」と言ったところ,設計した模型船を持ち込んで試験をしたいという話が出てきました。私どもとしては,皆さんのお役に立てられることはうれしい限りです。今後ともよろしくお願いいたします。

水槽見学の後,大きなスクリュープロペラの前で記念写真を撮りました(写真2)。

写真1 曳航水槽の曳引電車の上で

写真2 大きなスクリュープロペラの前で

2017年2月22日(水)

写真1 水槽の曳引車上での皆さんの様子(左が説明者の安川)

中国の長春理工大学の学生と引率の先生が広大工学部を訪問され,その一環として,水槽見学にお見えになりました。

学生さんの所属学科は,材料,化学,電子情報,通信,自動化,環境工学と多岐に渡っており,船舶海洋工学と直接関係のある方はいませんでしたが,それなりに興味を持っていただけたようでした。

水槽曳引車上での皆さんの様子を撮った写真(左側の写真1)と,水槽前で撮った集合記念写真(下側の写真2)を載せます。

写真2 水槽前で撮った集合記念写真
(手前中央の赤い服の方が引率の于英焕 (YU, YINGHUAN) 先生,その左が工学部1類の西田恵哉先生)